アレルギーを楽しむ子育てin福岡     Happy allergie life
2017年10月9日

アレルギーっ子の入園準備と入園拒否。福岡で幼稚園探しをしてみて思うこと②

幼稚園を決定したのは、結局願書の受付期間ギリギリになってからでした。

どの幼稚園にするかをとても悩みました。

第一希望だった幼稚園からは、プレ入園前に入園拒否になるかも知れない、ということを言われていました。

 

「ここの通えたら良いな」と思いながらも
「断られるかも知れない」という気持ちをずっと持って通っていました。

 

当時の園長先生から言われたのは
「アレルギーの種類がこれほど多く、アレルギーの程度がこの程度重たい園児はこれまでに経験がない。実際に入園ということになるとお断りするかも知れません。それでもよろしければプレに入園して頂くのは構いませんよ」ということでした。

 

入園拒否、という言葉は聞いたことがありましたが、実際に言われるとやはりショックでした。

やっぱりアレルギー酷いんだな、そんなに危険なのかな、だとしたらどこの幼稚園が良いのかな、と。

 

ただ、成長とともに変わっていくこともあるという希望はいつでも持つようにしています。
そして今、この時に受け入れてくださったことに感謝して、とりあえずプレに入園させて頂きました。

 

それからはその都度色々と相談させて頂きながら過ごしました。

たった2時間の通園でしたが、初めて長女と離れて過ごす時間はいつ電話が来るかとハラハラしていました。
幸い先生方のおかげで、何も問題が起きることなく過ごせました。

 

これまで2年以上通っていますが、何も問題が起きたことはありません。

 

入園前に園長先生が変わり、長女の入園も受け入れてくださることになりました。

<プレ幼稚園を経験することは入園決定にとてもいい方法だった>

プレでは食事はないですが、すぐに赤くなったり痒がる娘の様子を感じてもらい、幼稚園の行事を1年間少し体験できました。

そうすることで、
・この場合にはこういう点が気になる
・この子はどういったタイプの子だからこういうことはできる、できない、
ということをお互いに知ることができたと思うからです。

 

何箇所か通っていたプレ幼稚園では、他にも受け入れをして下さるところはありました。どこにするかすごく悩みました。

 

<アレルギーっ子の幼稚園決定したポイント>

・きめ細やかな対応と先生方の考え方
・少人数制であったこと
・お弁当であったこと

 

前回書いたように、他の幼稚園で頂いた手作り品で誤食をしたことで「お弁当」という項目が私の中では必須になりました。

給食のアレルギー対応も間違いないと思います。
この頃ではアレルギー対応はより柔軟になってきており、細かくお願いできるところも増えてきました。

ですが、前回のこともあり、自分自身で作ったもの以外が怖くなっていました。
自分で作ったものでも「うっかり」ということはありますので、怖いのは変わらないかもしれません。

ただ、何かあった時に誰かのせいにするのではなく、自分でしっかり責任を取れる状態にしておきたかったのかもしれません

 

また、少人数であることはアレルギーの認識をして頂けるという点でとても心強かったです。
1クラスなので子供達の入れ替わりがないこともその都度説明をしていかなくてもいいというのがメリットでした。

料理のカリキュラムがない、お誕生日会もケーキが出ない、アレルギーのことを理解し、なるべく一緒に過ごせる方法を考えてくださる方針にとても感動し、入園を決めました。

他の園児よりも手がかかり、正直先生方には負担や不安を感じることが増える中、受け入れて下さり、入園前にはアレルギーのことをお話しする機会も設けてくださりました。

 

スポンサーリンク


 

<アレルギーっ子の幼稚園入園前にしたこと>

 

〜入園前にアレルギーのことをお話しする機会で行ったこと〜

この本を参考に自分なりに資料を作り説明しました。
言葉だけではわかりにくいかと思い、画像なども使用しました。

緊急連絡先をすぐに探してもらえるように資料にまとめる・・・といった具体的な内容がとても参考になりました。

・これまでの蕁麻疹時の画像、原因、対応のまとめたもの
・こういった場合はこの薬という資料、実際の薬も添付
・アレルギーが起こるということ、どういった反応が出て、どういったことに気をつけるかという本や資料
・エピペンについてと、その使い方(練習用でやってみました)

 

「ピーナッツアレルギーのさあちゃん」がとてもわかりやすく参考になりました。
当時はこの絵のものでした。必要な部分だけをコピーして参考に配りました。


説明しにくい接触についてのことを理解してもらうのにもオススメです。
現在はこのような絵本になっているようです。

この紙芝居を図書館で借りて行きました。
お弁当時に起こりそうな事故がわかりやすく説明されていて、重要そうなところだけ先生が読んでくださいました。

 

 

〜入園前に園での過ごし方でお願いしたこと〜

・食後の手洗い
・コップ置き場を別にして頂くこと
・食事は他の子供達と別のテーブルで食べること
・子供達に少しでいいので説明をしてもらうこと

まだ年少さんだったので、こぼしたり、飛んできたり、突発的な食事中の事故を少しでも防ぎたかったからです。
長女はまだ小さかったので、「そんなもの」と思っていたようですが、さすがに年中さんに近づくにつれ、「他の子と食べたいな〜」と言うようになってきました。

ありがたいことに、年少時の終わりには小麦が解除になっていたこともあり、年中になってからはみんなと同じ机で食べられるようになりました。

とはいえ、先生がお弁当を見て「卵、チーズ」などがなるべく入っていない子を近くに座らせて下さっているようです。

そんな気遣いや対応のおかげで、寂しい思いもせず、無事に過ごすことができています。通っている幼稚園には本当に感謝してもしきれません。

ことあるごとにご迷惑をおかけすることも多いですが、みんなで楽しめるように考えて過ごさせてもらえる環境に感謝し、できることは手伝ったり役に立ちたいなと思っています。

 

<入園前に一番重要なこと>

〜子供にしっかり伝えること〜

長女はもちろん自分が食物アレルギーであることは知っていました。
食べられないものがあるということは理解していましたが、
実際に「自分だけ食べられない」という状況をなるべく作らないように過ごしてきました。

そこが不安点でした。

「なぜなんだろう?」
「なんで自分だけ?」
「恥ずかしい」
「悲しい」
そんな思いをするかもしれないと思いました。

 

アレルギーっ子にとって一番重要なのは「自分で自分を守ること」だと思います。

 

いつまでも自分がそばにいて守ってあげられるわけではありません。

今すぐではないけれど、きちんと自分で選択して生きていくことができるようになることが目標です。

初めての集団生活においても幼稚園に求めるだけではなく、まず子供自身が自分できちんと理解していること。
必要なことは自分で先生に頼めるようになること。
危ないことは避けられるようになること。

そのためにはしっかりアレルギーであることを理解するのが大事だと思いました。

 

これまでなるべく悲しませないように似たものを作って食べさせてきたことで、もし「食べられる」と思ってしまっているものがあるかもしれないと思いました。

・食べられるものと食べられないものをしっかり伝えるようにした
・顔がかゆくなった時は、先生に濡れタオルを持って行って拭いてもらうようにと練習(濡れタオルは毎日持参)
・目が痒い時は薬ポーチを持って行って点眼をお願いすること(薬ポーチも持参)
・食後も手洗いをしっかりすること、接触の危険の説明と食後の遊び場での過ごしかた

 

まず絵本を使って食物アレルギーのことを伝えました。
わかっていたのかは不明ですが、理解しようとはしていたようでした。

食物アレルギーのこと、命の危険があること、特別じゃないんだよということを伝えると、「ふ〜ん、知ってたよ。でもわかった」というような感じでした;

 

読み聞かせしたのはこの本です。紙芝居とさあちゃんの本も読みました。

 

長女はアレルギーと少しずつうまく付き合いながら成長しているようです。

目が痒い時には目薬を自分で持って行ってお願いしたり、
年中になってからは汗をかいてかゆくなってきたら、濡れタオルではなく顔を洗うようにしたり、
「それ牛乳入っている?」と自分でお友達に確認したり
「牛乳だからダメなんだ」と席を離れて座ったりできるようになりました。

きちんと出来てきて安心する反面、神経質に過ごさないといけないことや見ていて切なくなることもあります。

 

「アレルギーがなければな・・・」

 

そう思うことはやっぱり今でもあります。

それでも、アレルギーに気づかされたことは私には本当にとても多くありました。
食べられるものが増えたことに感謝して、幼稚園選びからも学ぶこと、感じることがたくさんありました。

自分自身が人にとって役に立つことをしたい、感謝の気持ちを忘れないで、自分がしてもらって感動したようなことをできるような人になっていきたいなと思っています。

 

もうすぐ久しぶりのアレルギー検査。

 

少し前にも「舌がびりびりする!」とおそらくオーブン内のパンの軽い接触で反応していた娘たち。
少しでも前進しているといいなと思います。

 

幼稚園選びはとても大変だと思います。

良い幼稚園にめぐりあい、楽しい幼稚園生活を安全に送れるといいですね^^

 

当時の娘たち

 

*アレルギーっ子の入園準備と入園拒否。福岡で幼稚園探しをしてみて思うこと①

 

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。