パン屋麦の木のラスクでアレルギー表示ミス、食物アレルギー外食の進め方とは

先日、糸島のパン屋さん「麦の木」で購入したラスクにアレルギー表示ミスがありました。

店内で1枚食べた次女はアレルギー発作を起こして、福岡病院へ駆け込みました。

なんども確認しても、母の勘?なのか、どうしても不安に思い再度確認してもらい判明。

もっと食べていたら…と思うと、とても怖いです。

 

*パン屋さんへの憤りを書くつもりもありませんし、ここで非難するつもりもありません。

ただ、このブログを見ていてくださる方に同じようなことが起こることがないように、記録と注意として書いておきたい思います。

食物アレルギーの外食、どうしていますか?

 

「なるべく新しいものは食べさせない方がいいね」

というのが、その時に見ていただいた医師のコメントでした。

 

その通りだと思います。

 

「食物アレルギーがあるなら、外食しなければ?」

「持ち込みしてまでお店で食べる必要ある?」

「こわいなら手作りを食べさせればいいじゃない」

 

その通りだと思います。

 

 

ただ、そこには本人の気持ち、新しいものを食べることができたときの喜び、美味しいものを食べる幸福

そういったものは置いて行かれていないでしょうか。

 

食物アレルギーには個人差も大きく、体調によって反応も様々です。

注意深く見ていても判断しきれないことも多く、自分の体でないので尚更そう感じることもあります。

 

「これ何か変な味がする…」

そう言って次女はラスクを1枚きり食べなかったそうです。

ちょうど「確認するまでこれ以上食べないように見ててね」と一緒にいた母に頼んで離席した時でした。

 

 

子供達の味覚や反応はとても鋭く、体への異物だからかアレルゲンを感じた時には食べることを拒否します。

もしくは違和感を感じるようですが、初めは幼かったこともあり、私は「そうなの?」くらいにしか聞いていませんでした。

 

ただ何度もそのあとに反応が出ることを経験し、「これは反応なんだ」と遅ればせながら認識するようになりました。

それからは「じゃあここでストップしようね」と早めに判断ができるようになりました。

 

本人たちの感覚は正しいことが多く、「やっぱり違った!大丈夫そう!」と言って違いを認識して再度食べ始めることもあります。

 

同じ料理を食べても長女は蕁麻疹、次女は嘔吐、といった具合に反応も違っています。

 

今回は麦の木の「黒糖ラスク」にアレルギー記載ミスがありました。

 

いつもマリナタウンのイオンで、丸いパンや野菜パン、ラスクを購入して食べていたこともあり、麦の木のパンは初めてではありませんでした。

初めて糸島の本店に行き、いつもマリナタウンでは見かけない黒糖ラスクが気になり購入しました。

 

その時点から、ちょっと気になっていたのに、どうして買う時に再確認しなかったのかと反省しています。

 

頭の中はこんな感じでした。

  • ラクスは販売されているパンを使っているはず(だからカボチャとかがあるんだろうという考察)
  • カボチャやほうれん草のパンは卵乳不使用のがあるからラスクがあるんだな
  • 黒糖は食べたことない!でも黒糖パンで卵乳不使用のものが目に入って来なかった
  • でも普通の食パンに黒糖を載せているのかもしれない、なんど確認しても原材料に記載がない

ここで普段なら再確認していたと思います。

食べたことがあるパン屋さんだということ、麦の木はアレルギーへの対応がしっかりしているという思い込みがいけなかったと思います。

 

その後の経過はこんな感じです。

  • ラスクを食べている次女をみて「普通サイズの食パンをカットしてあるのではなく、小さい食パンである」ということに気づく
  • 小さい食パンは「ミルクパン」とか卵乳不使用のものはなかった気がする、食べられるものがないかよく見ていたから間違いないはず
  • 黒糖ラスクの表記にはやはり卵乳はない、でも黒糖パンはどうだっただろう?
  • やっぱり気になる、パン屋さんの方を再確認しにいく、次女には食べるのストップしてもらう
  • ミニ黒糖パンを見つける、卵乳使用となっている。次女は卵、乳クラス6、エピペン持ち
  • 店員さんに確認するも、裏をみて「入っていませんね」と言われる
  • では黒糖パンをラスクにしているのではないのですか?もしそうなら卵乳使用となっていると聞く
  • 「再確認して来ます」と再確認してもらったところ「シールの貼り間違い」とのこと

 

次女はその時点で気持ち悪さと苦しさ、腹痛で大泣きしていて、セレスタミンとアレロックを飲ませて福岡病院へ向かうことにしました。

 

誤食をした時、怒りとか後悔とか色んな感情が渦巻きますが、一番は子供の体調を安定させること。

命に別状がないか、とにかく早く病院に連れて行く、そのことで必死です。

苦しそうな様子を見て申し訳ない気持ちでいっぱいになり、症状がでるといつもパニックになります。

 

怒っている暇も、電話で謝罪を聞く暇も、後悔している暇もなくて、

とにかく症状を抑えてあげることと、何かあった時に対応してもらえるように病院へ安全運転で行くことに集中する。

 

幸い、病院まで問題なく到着し、症状が治らなかったので追加でセレスタミンをのみ、嘔吐や下痢がなく腹痛が続いてかわいそうでしたが、

夕方には落ち着いて来ました。

 

少量だったのでこの程度で済みましたが、外食については再度考える機会となりました。

 

 

安全を一番に考えること

 

色んな選択があると思いますが、苦しそうな様子はとてもかわいそうで、こんなリスクを追わせてまで…と反省しました。

 

パッケージングされた市販品と違い、店頭で販売されているもの(とくに大手チェーンなどではない場合)は注意が必要だなと再確認しました。

 



 

 

 

 

以前、小戸フードウェイにあるパン屋さんでも「さつまいもフランス」というようなパンが卵乳不使用の表示で販売されていました。

ただ、他のパンと同じ生地をしようしてあるように見え(フランスパンや卵乳不使用パンっぽいハードさがなかった)

念のため再確認してもらうと「卵白が入っています」との返答でした。

その場で卵に印をつけていましたが、数日後行ったときにも卵の記載は漏れており、ここは気をつけないといけないと思いました。

 

1種類食べられるパンがあるので、時々行くのですが、その都度それも確認しています。

 

 

近所のパン屋さんでは「チーズフランス」なのに乳の記載がありませんでした。

チーズ風味で乳不使用なのかもしれないと思い「乳は入っていないですか?」と確認したところ、

「フランスパン生地なので乳は入っていませんよ」とのこと。

「トッピングのチーズはチーズ風のものですか?乳アレルギーなので心配で聞いています。何度もすみません」と聞くと、

「あ、そうですね!チーズなので乳ですね!」との回答でした。

 

チーズ=乳

バター=乳

ヨーグルト=乳

 

乳アレルギーでない場合あまりすぐにピンとこないのかもしれないなと思いました。

 

乳は加工品も多く、表示も様々なので見落としがちです。

使用されている商品が多いので、新しいものを見つけた時には注意深くみてもドキドキしたりします。

 

 

「食べさせなければいい」

でもそれは「食べられるかもしれないもの」

 

ただでさえ食生活の幅の狭いアレルギーっこにとって、その一つの食品が開拓されることはとても大きな喜びだと私は感じています。

 

 

大豆アレルギーが少し治って来た時、初めて豆乳クリームを食べた時の長女の喜びや

「これ食べていいの!?お店で食べられるの?」と『パン屋さんで買ったパンをお店で食べる』ということを初めてできた時の次女の嬉しそうな顔や

「これ初めて食べる感じ〜!美味しい〜!!幸せ〜!」と交換しあって食べている2人を見ていると、食べられるものをもっと増やしたいと思ってしまいます。

 

 

主治医の先生がいつもおっしゃるのは

「食べてみるしかないのよ!食べられるかもしれないものはどんどん食べてみればいいのよ!だって食べられたら嬉しいでしょ!」

 

もちろん条件付きです!

体調がいいとき、昼間、よく確認する、違和感を感じたらすぐやめる…とか基本的なことを守りながらも、食べられるものは開拓して行くべきという考えです。

卵だって食べられるなら食べた方が栄養があるし、黄身だけでも食べられるなら毎日食べなさいというお話。

 

ただでさえ栄養が摂りにくいアレルギーっこ、食べられるものはどんどん食べよう!という考えが私も好きです。

 

 

食を提供する方からすると、やはり迷惑だろうなとも。

実際に「アレルギーの方にはご利用を控えていただくようにお願いしています」と言われることもあります。

 

除去食をしていただいても「ステーキソース」などまで除去が至っていないことも多く反応が出ることもあります。

 

先日、帰省先の老舗旅館でお祝いをしたときにも反応が出ました。

事前に何度も確認していたのですが、長女は蕁麻疹と違和感、次女は嘔吐しました。

 

「卵と乳は不使用ですよね?ハムとか加工品も大丈夫なんですよね?すみません、除去していただいているのはわかっているのですが、お腹が痛いと言っていて、アレルギー反応によるものなら薬を飲ませようと思って再確認しています」と聞いたのですが、

「いつもアレルギー対応しているんですよ!バターとか使っていませんよ!和食ですから」と何度も返答され

、これはこちらのミスだったなと反省しました。

 

 

どこでもアレルギー対応をしていただけるのが当たり前ではないですし、

品数と料理バリエーションが豊富な場合は注意が必要なことが多い気がします。

 

老舗や仕出しのようなところではアレルギーが起こることが多く(これは我が家の場合です)、

大手チェーン店やパッケージングされている市販品の方が信用度が高い、

お祝いの席など空気を害さないためにも持参することも必要、

シンプルな料理にしてもらうべき

 

など反省しました。

 

ずっと持ち込んだり慎重に対応して来たのですが、だいぶコンタミにも強くなり気が緩んでいたのかもしれません。

除去食に反応がでることがなくなってきていたのですが、苦しい思いをさせてかわいそうだったなと思います。

 

食物アレルギーの外食、とても難しい問題だなと思います。

 

 



ゆんちゃんママ

乳・卵・ピーナッツアレルギーっ子の子育て奮闘中。 子供服ブランドのデザイナーをしています。 毎日を楽しくハッピーに!子供達の笑顔が大好きです。

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2件のフィードバック

  1. よしこ より:

    はじめまして☆
    いつも米粉パン福岡で検索しては、ブログ拝見させてもらってます!!!年少さんの娘もアレルギーっ子で、卵、乳、小麦アレルギーです。私もゆんちゃんママさんと同じ考えでアレルギーに対して慎重、考慮しつつも最近は外食なとアレルゲン確認後食べれそうなものは結構食べさせてしまうのでこの内容は他人事ではない気持ちで読まさせてもらいました。娘もパン(米粉パンですが)が大好きです♪♪お互い頑張りましょー!!!

    • ゆんちゃんママ より:

      >よしこさん

      コメントありがとうございます!
      娘さん、卵、乳、小麦アレルギーなんですね。
      長女が卵、乳、小麦、大豆、ピーナッツアレルギーだったのですが、小麦の除去はとても大変ですね。
      ですが、米粉パン美味しいですよね〜^^

      いつも見てくださっているんですね〜!ありがとうございます!
      更新や大した内容のないブログですが・・・
      とても嬉しいです^^

      進め方については個人差や考え、治療法も様々だと思いますが、ついつい私は食べれるものを開拓したいと考えてしまいます。
      母親の勘といいますか、いつもアレルギーに対して慎重に子供たちを見ていると「何かおかしいぞ」と感じるときは反応が出ることが多く、
      今回の場合ももっと確認すればよかったと反省しています。
      表示ミスは恐ろしいですが、こちらも何重にも慎重に確認しなければならなかったなあと改めて感じました。

      それでも子供たちの「美味しい!」「嬉しい!」という笑顔を見たくてついつい探してしまうのです・・・><;) はい!お互い頑張りましょう! 同じように頑張っているみなさんからコメントを頂き、とても元気が出ます! 米粉パン、この頃様々なところで見かけるようになりましたね。 先日コメントを頂いて、まだブログを更新できていないのですが「西新のサンテカフェまる」さんにも卵乳不使用の米粉パンがあるそうです。 お店の方からコメントを頂きましたので間違いないと思います〜^^ 美味しいものを色々見つけたいですね! コメントありがとうございました^^

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